【映】マップ・トゥ・ザ・スターズ(Amazon Prime:2022/1/23)
- ハリウッド俳優では好きなジョン・キューザックwithクローネンバーグ、ということで視聴。2014年、109分。ジュリアン・ムーアは本作でカンヌ女優賞。
- クローネンバーグは、映像に匂いのある監督。少し見ると、「あれ、この感じはあの監督」となる。デヴィット・リンチもそう、パトリス・ルコントやウォン・カーウァイもそうかも。デヴィット・リンチといえば、マルホランド・ドライブもハリウッドを舞台にした映画。
- ビバリーヒルズ、欲を先鋭化させることでアイデンティティをひねりだす街。もはやレガシー。
- ジュリアン・ムーアの演技。どこが評価された? 特殊な世界が抱える病理をさらけだした。
- 物語は消滅に進む。途中で、実は最初から消滅に向かっていたことに気づく。
- 体の中からにじみ出てくるような返り血、なで肩をしたショービジネスの人形とリボルバーの狂気。いくつかの記憶に残るショット。
“肯定する肉体すべてに、我が友すべての額に、差し出された手すべてに、君の名を書く。自由、と”