モグラ談

40代のリベラルアーツ

【TV】NHKアカデミア 細田守

  • 第一線のクリエイターや研究者が職業観、人生観などを熱く、自由に語る番組。細田守監督の回(7/26)はなかなか印象に残る素敵な番組だった。
  • 監督の仕事とは、“作品を全体として面白くする仕事”。そのために全体をデザインする。ひとつの作品に絵コンテ500枚、細部のイメージまでを絵で伝える。仕上がりのイメージを具体的に伝えること、まさにプロダクトマネジメントの出発点。
  • 物語を面白くするひとつの工夫は”二面性“をもたせること。どちらがよい、という二項対立ではなく、両方あって世界が成り立つ、そのせめぎあいと葛藤があって世界が魅力あるものになっている、という認識に共感。
  • 若い世代に伝えたい想いにあふれる。目を輝かせながら必死に耳を傾ける若者たち。素晴らしい対話。

"子どもに向けてつくることの尊さ、難しさ、だいご味がわかってきた"

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