【映】男と女 人生最良の日々(2022/1/30)
- “ダバダバダ、ダバダバダ”の“男と女”の続編のひとつ。当時のキャストが結集。クロード・ルルーシュ監督、アンヌ役のアヌーク・エーメ、ジャンルイ役のジャン=ルイ・トランティニャン。2019年、90分、フランス。1966年の作品の映像や音楽が随所に挿入される。
- アヌーク・エーメの美しさ、ジャン・ルイの無邪気。恋を大切にする国。ある再会が、周囲の人生も温かく包んでいく。
- 自分は、このような再会を望むだろうか、と考える。人生の終わりに向かう段階で、過去に折り合いをつけるために行動するだろうか、それともひとりで受け入れ、意味づけ、心の中においておくだろうか。記憶が薄れていく中で、なにを思い起こすだろう。
- パリ市街を時速200kmで疾走する。愛する人に会うために、18の信号と一時停止を無視して疾走する。延々と道路が流れ去っていく。観客を追憶にいざなう。感傷に連れていってくれる。すべてを美しく彩らせる。
“俺はスピードを出せば出すほど、若返るぞ”