モグラ談

40代のリベラルアーツ

【映】市民ケーン

  • オーソン・ウェルズ監督・主演・共同脚本。映画史上ベストワンに挙げられることが多い。1941年、アメリカ、117分。
  • “バラのつぼみ”という最後の言葉を残した新聞王ケーンの一生を、記者の取材から表現していく。
  • しっかりした骨格の映画で惹きつけられたが、どこがベストワンなのか、よくわからないままエンドロール。映像表現の教科書ではほぼ間違いなく紹介される本作。ディープフォーカス、長回し・・・たしかにあったし、目を惹いた。以降の作品があまりに大きな影響を受け、いまにおいては当然の表現となっていることが、感動を鈍らせている原因かも。
  • 愛情を求めたが得られなかった男、与えることができない男。一番愛していたのは自分と母親。
  • リメイクするなら、ディカプリオかな。

“I am, have been, and will be one thing- an American. Charles Foster Kane”

作品情報