【映】オールド(M・ナイト・シャマラン)
- ふと思い出し、久しぶりにシャマラン作品。主演のガエル・ガルシア・ベルナルは「ブエノスアイレスの夜」以来なので20年ぶり。お互い年をとったな、と軽い感慨。
- 家族で訪れたリゾート。ホテルのマネージャーからプライベートビーチに招待される。そこで異様な現象に遭遇。戻りたくても戻れない。同様に招待される何組かのゲストとの混乱、争い・・・。
- 前半、ゆっくりと進む。問題のビーチに到着し、急速に物語は動き出す。そこから10分で一気に混乱、混沌に陥れられる。わくわくする。でもそのあとは単調。。
- シャマラン作品はどこに連れていかれるかわからない不安と期待に満ちている。本作も同じ。でも途中から単調。時の流れが異なる異空間がこの世界に存在する、という設定は斬新。この設定のポテンシャルをもっと活かせるストーリーがあったのではないか。ラストの種明かしも、安易といえば安易。
- ビーチの30分が1年にあたる。急速に成長していく子供たち。ただビーチにいるだけで成長していく。精神の発達と経験の関係に思いが飛ぶ。
- 美しいビーチ、ロケ地よくみつけたなと感心。LOSTを想起、あれは15年くらい昔だったか。
- エンドロールの背景デザイン、センスいいね。